36.地火明夷 ䷣
20.風地観 ䷓
風地観(ふうちかん) 見る、示す
䷓
序卦伝
物大然後可觀。故受之以觀。物大いにして然る後観るべし。故にこれを受くるに観を以てす。ものおおいにしてしかるのちみるべし。ゆえにこれをうくるにかんをもってす。
すべての物は、大...
19.地沢臨 ䷒
地沢臨(ちたくりん) 迫り望む
䷒
序卦伝
有事而後可大。故受之以臨。臨者大也。事ありて而る後大なるべし。故にこれを受くるに臨を以てす。臨とは大いなり。ことありてしかるのちおおいなるべし。ゆえにこれをうくるにりんをもってす。り...
18.山風蠱 ䷑
山風蠱(さんぷうこ) 腐敗、腐敗を建直す事業
䷑
序卦伝
以喜隨人者必有事。故受之以蠱。蠱者事也。喜びを以て人に随う者は必ず事あり。故にこれを受くるに蠱を以てす。蠱とは事なり。よろこびをもってひとにしたがうものはかならずことあ...
17.沢雷随 ䷐
沢雷随(たくらいずい) したがう、したがわず
䷐
序卦伝
豫必有隨。故受之以隨。豫べば必ず随うことあり。故にこれを受くるに随を以てす。よろこべばかならずしたがうことあり。ゆえにこれをうくるにずいをもってす。
喜ぶという時...
新しい世界の資源地図―エネルギー・気候変動・国家の衝突
新しい世界の資源地図―エネルギー・気候変動・国家の衝突The New Map: Energy, Climate, and the Clash of Nationsダニエル・ヤーギン(著), 黒輪篤嗣(翻訳)東洋経済新報社 (2022/1/...
16.雷地豫 ䷏
雷地豫(らいちよ) よろこび、たのしみの時
䷏
序卦伝
有大而能謙必豫。故受之以豫。大を有して能く謙なれば必ず豫ぶ。故にこれを受くるに豫を以てす。だいをゆうしてよくけんなればかならずよろこぶ。ゆえにこれをうくるによをもってす。...
15.地山謙 ䷎
地山謙(ちざんけん) 謙遜の徳
䷎
序卦伝
有大者不可以盈。故受之以謙。大を有する者は以て盈つるべからず。故にこれを受くるに謙を以てす。だいをゆうするものはもってみつるべからず。ゆえにこれをうくるにけんをもってす。
豊か...
14.火天大有 ䷍
火天大有(かてんたいゆう) 大なる所有
䷍
序卦伝
與人同者物必歸焉。故受之以大有。人と同じくする者は物必ず焉に帰す。故にこれを受くるに大有を以てす。ひとと同じくするものはものかならずこれにきす。ゆえにこれをうくるにたいゆうを...
13.天火同人 ䷌
天火同人(てんかどうじん) 人を集める、人との同調
䷌
序卦伝
物不可以終否。故受之以同人。物は以て否に終わるべからず。故にこれを受くるに同人を以てす。ものはもってひにおわるべからず。ゆえにこれをうくるにどうじんをもってす。
...
序卦伝
序卦伝とは
孔子が書いたと言われてきた十篇「十翼」の解説の一つで、六十四の卦がなぜ今の順番に並んでいるかという説明が書かれたもの。
上巻
有天地然後萬物生焉。
有天地然後萬物生焉。天地ありて然る後万物生ず。てんちあ...